五倫文庫の事業

五倫文庫は世界の初等教科書を収集公開するだけでなく、その高い理想を実現するために、毎年いくつかの事業を展開しています。

 

読書週間コンクール

 

2001年より御宿町の小中学生に読書への思いを

言葉や絵で表現してもらうコンクールを実施しています。ポスター、作文、標語の3部門に分けて募集、審査のうえ優れた作品を表彰します。

また、応募された全作品を、公民館や郵便局など

町内5ヵ所で展示して一般に見学してもらっています。2019年で第19回目をむかえました。

 

 

ぼうぼうあたま紙芝居口演

 

2004年(平成16年)、ドイツの絵本 ストルベルペータ(ぼうぼうあたま)を紹介するために、布施小学校低学年と老人ホームに向けて、紙芝居口演事業を開始しました。2006年(平成18年)には御宿小学校に向けても紙芝居口演を始めました。2019年(令和元年)で16年目を迎えます。                                       

2014年(平成26年)フランクフルト市の姉妹館ストルベルペータ(ぼうぼうあたま)博物館のベアーテ・ツェルコン・フォン・ベーベンベルグ館長が夫君とともに御宿を訪れ、布施小、御宿小両校の紙芝居口演授業を視察、その後児童たちと交歓しました。

機関誌「五倫」の発行

 

五倫文庫は1979年、機関誌「五倫」を創刊、毎年1回発行し35年になります。同誌は1984年、逐次刊行学術書として国際登録されました。 ISSNO285-9025

 

内容の一部 (2019年 No.39)

ONJUKUモニュメント(グラビア)

巻頭言…皇室の足跡……理事長

寄稿…あいさつ運動……御宿町教育委員会 教育長

教育現場から…生徒の自主性を育てる教育活動の展開

平成30年度活動報告

第18回「読書週間コンクール」

第15回「ぼうぼうあたま紙芝居」

 

 

ドイツ児童用絵本「ぼうぼうあたま」刊行

 

ドイツの子どもたちに幼時から親しまれているハインリッヒ・ホフマン博士著 Der Struwwelpeter(ぼうぼうあたま)は1936年(昭和11年)伊藤庸二氏の邦訳により日本ではじめて刊行されました。

そして1980年「ぼうぼうあたま」日本語版が復刻刊行されました。

1992年にストルベルペータ博物館と五倫文庫の姉妹提携を記念して、表記方法、体裁等を全面的に初版に戻したものが第3版として刊行されました。

現在、2006年発行の第4版がお求めいただけます。